2019/01/31 06:11
多治見に工房を構える呉 瑛姫さんのうつわのご紹介を開始します。
https://katakuchi.thebase.in/categories/1527237
淡いペールグリーンの色合いが印象的な呉 瑛姫さんのうつわ。
うつわの口縁は柔らかいカーブを描き、そこにふわりと存在します。
持ってみるとずしっと土の重みを感じます。少し重いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
土の柔らかな質感を大切にしたい、なるべく土を削りたくない・・・と語る作者の思いを聞くと、
それもまたいとおしくなるのです。
手で包み込み、その色合い、質感、温度感を感じながら、
日々慈しんでいただけそうなうつわです。
磁器土に化粧土を掛け、灰釉を掛けるというこのうつわは、
陶器で人気のある白いうつわ、粉引に分類されるそう。
薪窯で焼成されたものとガス窯で焼成されたものがあります。
薪窯の方は、透明感があり、より表情豊か。
ところどころ溜まる釉も美しい。
ガス窯で焼成されたマットで柔らかな質感。
口元は、ほわりとピンク色が現れていて、これもまたいい。